2012.05.10

アレルギーと免疫

aです。
ここのところ、まさき歯科では口呼吸について
みんなで勉強してきました。
そこで今回機会をいただいて僕から今までのまとめ、という形で
院内の研修の時間にアレルギーと免疫について
スタッフに簡単に講演させてもらいました。
そこでキーワードになってくるのが、
「口呼吸と鼻呼吸」
「アレルギーと免疫」
「舌の位置」
「あいうべ体操」
口呼吸が良くないことは今までブログでも書かせてもらいましたが
なぜ、口呼吸になってしまうのでしょうか?
実際よく耳にするのが花粉症やアレルギー性鼻炎で鼻がつまってしまう。
鼻がつまると口で息をしてしまう。
口で息をすると、本来上顎(口蓋)に付いていなければならない舌は
下がってしまい、舌の力は弱くなる。
といった悪循環で歯並びにも影響してくるのです。
そこであいうべ体操で舌や口の周りの筋肉を鍛え、
舌を正しい位置に戻し、口を閉じられるように訓練するのです。
では、なぜ花粉症やアレルギー性鼻炎を起こしてしまうのか?
ここでアレルギーと免疫の話になるのですが
もともと人間には「細胞性免疫」と「液性免疫」という
二つの免疫システムがあります。
細胞性免疫は人間が哺乳類に進化する前から持つ原始的な免疫システム。
液性免疫は哺乳類に進化してから獲得した高度な免疫システム。
この二つがバランスを保って人間は外敵から身を守っているのです。
この二つのバランスが崩れると、アレルギーや自己免疫疾患を引き起こすのです。
特に液性免疫が優位になるとアレルギーを引き起こします。
もともと人間は液性免疫が優位の状態で生まれてきます。
そこから細菌などの感染を起こして細胞性免疫が働いて
バランスを取りながら免疫を獲得していきます。
つまり細菌にさらされることなく、きれい過ぎる環境が
アレルギーを生み出してしまうという事態になってしまうのです。
ただ、各種予防接種やきれいな環境にすることによって新生児の
死亡率が減っているのも事実ですし、実際は難しいところです。
ただ一つ言えるのは
口呼吸により、咽頭に常に炎症がある状態になる。
細胞性免疫が追いつかなくなり、液性免疫が優位になる。
それによってアレルギーを助長してしまう。
口呼吸は口の中だけにとどまらず、アトピーやぜんそくなど
身体に様々な悪影響を及ぼします。
長々と書きましたが、そういった体質改善のためにも
まさき歯科で口呼吸を鼻呼吸にかえて
健康になっていくお手伝いをさせていただければ
と切に願っています。

| ブログ一覧を見る | | 2012年5月10日(木) |

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